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【株式会社パートナーズ】「この会社を変えたい」22歳で中国に飛び込んだ2代目社長が描く世界への挑戦

2026年07月16日

株式会社パートナーズ

【株式会社パートナーズ】「この会社を変えたい」22歳で中国に飛び込んだ2代目社長が描く世界への挑戦

◇企業紹介◇

株式会社パートナーズは、東京都に本社を構えるキャラクターグッズ・プロモーショングッズの企画製造会社です。創業から約30年、世界的テーマパークや大手IPホルダーのグッズ製造を手がけ、「世界に通用する物づくり力」を強みに成長を続けています。現在は2代目である盛田哲平代表が経営を担い、2027年卒から本格的に新卒採用をスタート。自社オリジナルブランド「おしゃべりパートナーシリーズ」やECサイト「王様のアイディア」を通じたやクリエイターとのコラボレーション事業など、新たな挑戦を次々と展開しています。今回は盛田社長と採用担当の黒坂氏に、学生団体GOAT石嵜がお話を伺いました。創業の経緯から世界を見据えた10年後のビジョンまで、物づくりへの情熱と若者への期待が詰まったインタビューをお届けします。

「この会社を変えたい」22歳で感じた危機感が、すべての始まりだった

盛田社長がパートナーズの経営に本格的に関わり始めたのは、まだ20代前半のことでした。20歳で中国・上海に語学留学へ渡り、そこでぬいぐるみ工場でのアルバイトを経験します。当時、創業者である父が日本でプロモーショングッズ事業を展開していましたが、その取引構造には複数の商社が介在していました。

「中国側から見ると、もう間に商社を挟まないで、中国の工場が直接日本のキャラクターグッズ会社と取引するという方向に向かっている。それを肌で感じました」と盛田社長は当時を振り返ります。22歳という若さで、「「パートナーズの商流も変えていかなければならないな」」という強烈な危機感を抱いたのです。

留学終了後、一度は上海で就職しますが、約2年で退職。25歳の時、父に「僕が中国で直接日本と中国の工場が取引できるビジネスモデルを構築する」と提案し、上海にパートナーズの事務所を設立しました。以来、盛田社長は中国で10年間、工場との信頼関係構築に奔走します。

「仕事って人と人とだから、コミュニケーションでミスが起きたり、トラブルが起きた時にも、直接社長とコミュニケーションを取りながら解決しようという関係でずっとやってきている」。この「工場の社長と直接信頼関係で繋がる」という姿勢は、パートナーズの根幹を成す哲学となっています。

◾ 取材担当:石嵜の感想

22歳で「このままだとまずい」と気づき、25歳で海外に事務所を立ち上げる行動力に圧倒されました。多くの人は危機感を感じても動けないものです。しかし盛田社長は、危機感を言い訳にせず、自ら解決策を生み出し、10年間中国に身を置いて実行しました。就活生にとって「若いうちに動く」ことの重要性を示す、非常に説得力のあるエピソードだと感じます。会社を継ぐというより、一緒に作り上げてきたという表現がしっくりくる、そんな創業者精神を持った2代目社長です。

チャレンジを恐れない組織文化と、仲間の幸せを追求する経営哲学

盛田社長に経営者として大切にしていることを尋ねると、明確な答えが返ってきました。「常にチャレンジしているということ。それは失敗を伴っても、まあそれはしょうがないよねっていうスタンスです」。失敗を恐れず挑戦し続け、その経験から学びを得て、選択したことを正解にしていく。この価値観は、パートナーズの組織全体に浸透しています。

もう一つ、盛田社長が強調するのは「共に働く仲間の幸せ」という経営方針です。「社員だけじゃなくて、取引先のお客様や協力工場とか、そういった人たちがよりやりがいとか幸せを感じてくれる環境を作っていく」。この考え方は、社長就任後にさらに強くなったといいます。

現在、パートナーズの社員は30代がメイン層で、平均年齢は40歳弱。しかし新卒採用を本格化させることで、10年後には20代が30人規模になる未来を描いています。「若い人が輝く会社は成長すると思っている」と盛田社長は断言します。

ただし、キャラクターグッズ業界の現実も正直に語ります。「1年目で成果が出るとかっていうことがほぼない」。まずは先輩から学び、素直に吸収してアウトプットする。その繰り返しを2年、3年続けて、4年目でようやく一人立ちの入り口に立てる。本当の意味でのプロになるには、さらに時間がかかるのです。「やりきる力」が求められる業界だからこそ、学生時代に何か一つのことに熱中した経験を持つ人材を求めています。

◾ 取材担当:石嵜の感想

「1年目から活躍できますとは言えない」という言葉に、誠実さを感じました。多くの企業が「若手でも裁量がある」とアピールする中、あえて厳しい現実を伝える姿勢は、ミスマッチを防ぐための本気の配慮だと思います。華やかなキャラクターグッズの裏側には泥臭い努力がある。それを隠さず伝えてくれる会社だからこそ、入社後のギャップが少なく、長く働ける環境が生まれるのだと納得しました。就活では「いいことばかり言う会社」より「本音を言ってくれる会社」を選ぶべきだと改めて感じます。

世界的テーマパークの品質基準をクリアする「世界に通用する物づくり力」

パートナーズの強みは、何といっても「世界に通用する物づくり力」です。世界的テーマパークのグッズ製造を手がけるには、極めて厳しい品質基準と要求をクリアしなければなりません。盛田社長は「日本でも数少ない、キャラクターグッズ領域において世界に通用する力を持っている会社だと自負している」と胸を張ります。

実際、採用活動では「シークレットツアー」と名付けた会社見学を実施しています。本社にはショールームがあり、代表的な製品が展示されています。契約上の制約から具体的な取引先名は公表できませんが、学生がショールームを訪れると「え!これはパートナーズで作っていたんですね」と驚きの声が上がるそうです。

中途採用で入社したデザイナーの中にも、ショールームを見て「こういう商品をデザインする仕事なら入社したい」と決意した人が多いといいます。言葉で説明するよりも、実物を見せることで伝わる説得力がそこにはあります。

また、パートナーズは3年前に「王様のアイデア」というECサイトを復活させました。これはかつて昭和から平成にかけて全国60店舗以上を展開していた面白グッズの老舗ブランドです。閉店後、権利を譲り受けて復活させたこのプロジェクトでは、クリエイターとのコラボレーションをコンセプトに掲げています。

SNSで10万人、20万人のフォロワーを持つクリエイターでも、商品化のノウハウや資金がなければビジネスにできません。パートナーズは彼らのアイデアを商品化し、在庫リスクを負いながら販売。売れた分の一定割合がクリエイターに還元される仕組みを構築しました。「バブルシガレット」という商品は、東京藝術大学の学生が考案したアイデアを商品化したものです。

◾ 取材担当:石崎の感想

「シークレットツアー」というネーミングセンスも含めて、採用への本気度が伝わってきました。契約上言えないことが多い業界だからこそ、実物を見せるという発想は非常に効果的です。また「王様のアイデア」の復活とクリエイターコラボは、単なる受託製造にとどまらない事業の広がりを感じさせます。自分のアイデアを形にしたい若者にとって、この会社は大きな可能性を秘めた場所だと思いました。物づくりの力とビジネス感覚の両方を持つパートナーズの魅力を再認識しました。

日本のマーケットから世界へ——次のステージへの挑戦

パートナーズの次なる目標は、海外マーケットへの本格進出です。盛田社長は「我々の物づくりの力は世界に通用する」と自負していますが、現在はまだ日本国内での販売にとどまっています。キャラクターの権利を借りて商品化し、世界で販売していく——これが10年後に向けた大きな飛躍のステップです。

「10年後、我々は日本のマーケットだけじゃなくて、世界のマーケットで勝負している。そういうビジョンで今新たなスタートを切っている」と盛田社長は語ります。世界的テーマパークの厳しい品質基準をクリアしてきた実績があるからこそ、海外展開への自信があります。

この壮大なビジョンを実現するためにも、若い人材の力が不可欠です。新卒採用プロジェクトと海外展開は、10年後の同じゴールを見据えた両輪なのです。

◾ 取材担当:石嵜の感想

日本で培った「世界に通用する物づくり力」を武器に、次は世界で勝負する。このシンプルで力強いビジョンに心が動きました。中小企業でありながら、グローバルな視点を持っている稀有な会社だと感じます。今この段階でインタビューできたことに、不思議なご縁を感じます。5年後、10年後に振り返った時、「あの時と全然違う会社になっている」と驚くような成長を遂げているのではないでしょうか。成長途上の会社に飛び込む醍醐味を味わいたい就活生には、ぜひ注目してほしい企業です。

就活生へのメッセージ——熱中した経験が、物づくりの力になる

最後に、盛田社長から就活生へのメッセージを伺いました。

「学生時代に何か一つのことに熱中していたとか、やっていたというところがあると、私たちとしてはそういう要素を仕事の中で求められるので、そこは見てしまいます」。部活でもアルバイトでも、何でもいい。大切なのは「やりきる力」です。

キャラクターグッズの製造は、決して華やかなだけの仕事ではありません。1年目で成果は出ず、先輩について学び、素直に吸収し、アウトプットを繰り返す。3年かけてようやく一人立ちの入り口に立てる、そんな地道な積み重ねが求められます。

しかし、自分が作ったものが世に出て、SNSで大バズりすることもある。その時の喜びは何物にも代えがたいものです。「チャレンジして失敗しても、それをまた学びにして、選択したことを正解にしていく」。この価値観を共有できる仲間を、パートナーズは求めています。

世界に通用する物づくり力を持ち、10年後には世界のマーケットで勝負する——そんな壮大なビジョンを掲げる会社で、若い力を発揮してみませんか。

◾ 取材担当:石嵜の感想

「選択したことを正解にしていく」という言葉が、今回のインタビューで最も心に残りました。就活は正解を探す作業ではなく、自分の選択を正解にしていく覚悟を決めることなのだと気づかされます。盛田社長自身が22歳で中国に飛び込み、25歳で事務所を立ち上げ、その選択を正解にしてきた方です。そんな社長のもとで働く経験は、きっと人生の財産になるはずです。物づくりに興味がある方、世界を視野に入れたキャリアを歩みたい方に、自信を持っておすすめできる会社です。